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「患者さんとじっくり話せる環境で働きたい」。 座り投薬を導入する中日調剤薬局の薬剤師に

株式会社中日エムエス

坪坂 朋哉

中日調剤薬局 黒川店/薬剤師

「患者さんとじっくり話せる環境で働きたい」。 座り投薬を導入する中日調剤薬局の薬剤師に

聞く

2019.07.12

私が “地域” で働く理由

実務実習を通して、調剤薬局のイメージが大きく変わったと言う坪坂朋哉さん。患者さんが話しやすい「座り投薬」と、薬剤師が投薬に集中できる環境に惹かれて、中日調剤薬局へ入社しました。

3年かけて成長をサポートする研修制度「薬剤師1000日計画」のもと、現在はさまざまな人が訪れる商業施設内の店舗に勤務。
調剤業務を行いながら、薬や疾患についての知識はもちろん、患者さんに必要な情報を的確に提供するためのコミュニケーション能力に磨きをかけています。

患者さんにとっての快適さを追求した「座り投薬」

調剤薬局の薬剤師を目指したきっかけは?

調剤薬局は、ただ薬を渡すだけの場所…。そんな風にずっと思っていました。そのイメージが一転したのは、実務実習をした中日調剤薬局で、患者さんの言葉を親身になって聞く、薬剤師の姿を目の当たりにしたときです。

中日調剤薬局では、「患者さんにとっての快適さとは何か」を常に考え、10年前から「座り投薬」を導入しています。一人ひとりと向き合い、温かな心配りとわかりやすい言葉で服薬指導を行う様子を見て、「こんな薬局があるんだ」と感動したことは、今でも忘れられません。

卒業後は「座り投薬」を実践している調剤薬局で、患者さんとのコミュニケーションを大切にしながら、薬物治療に取り組みたいと強く思いました。

「薬剤師1000日計画」で着実にステップアップ

中日調剤薬局で働く魅力は、どのような点ですか?

「薬剤師1000日計画」という研修制度があり、薬剤師の成長に必要なことを学べる環境が整っていることです。店舗の中で指導者がつき、服薬コミュニケーションや薬の管理などひと通りの業務を3年かけて習得します。「最初はゆっくり学びたい」と考えていた私にとって、とても心強いです。

調剤業務では、患者さんが抱いている疑問や不安など、実際に話してみないとわからないことがたくさんあります。「座り投薬」でじっくり対応することを大切にしている環境は、座学では経験できない学びを得る機会が多いということ。

薬局によっては、患者さんから受け取った処方箋を薬剤師がデータ入力するところも。中日調剤薬局には入力専門の医療事務スタッフがいるため、患者さんと向き合うことに時間を割けます。

医療事務の入力内容と薬剤師のピッキングのズレを防ぐサポートシステムで、薬剤の取り間違いや処方入力ミスなどを防いでいるのも特徴です。機械と人の手によるダブルチェックがあるおかげで、安心して投薬に集中できます。

生活習慣や変化に気を配りながら真摯に向き合う

仕事をするうえで大切にしていることはなんですか?

例えばグレープフルーツジュースなどで薬を飲むと、効果が強く現れることがあるため、同じ薬を飲み続けている患者さんに対しても、ただ渡すのではなく、「気になることはありませんか?」と声を掛け、少しの変化も見逃さないように心がけています。

体にいいからと、経口補水液を日常的に飲んでいる方もいますが、糖分が含まれているため、糖尿病の方は注意が必要です。そういったことも積極的に伝えています。

薬剤師になって2年目なので、患者さんと話をしている際に、自信を持って答えられないこともあります。その場ですぐに調べるのはもちろん、急ぎでない場合は「次回、お話する形でもいいですか?」と聞き、疾患や病態について十分に知った上で、伝えることを大切にしています。

坪坂さんの一日

9:00

出社。座り投薬での服薬指導や栄養相談などを行う

12:00

手の空いている人が薬の在庫をチェックして発注

13:00

交代で1時間の休憩をとりながら午後の業務へ

17:00

手の空いている人が薬の在庫をチェックして発注

18:00

電子薬歴に必要な情報を記載する

19:00

調剤業務終了。退社

e-ラーニングや勉強会で最新の医療情報を習得

キャリア形成のために取り組んでいることは?

e-ラーニングによる教育プログラムを活用し、自宅のパソコンやスマートフォンで、疾患について学習しています。配信されている動画は、すべて研修認定薬剤師制度申請の対象講座。会社が加入料を負担してくれているのでありがたいです。

店舗ごとの勉強会も月1回の頻度で開催されています。認知症研修認定薬剤師などの専門資格を持つスタッフが講師を務めたり、メーカーを招いて新薬やサプリメントの講習を行ったりと、多彩な内容です。

周辺には泌尿器科、皮膚科、整形外科、歯科のほか、西部医療センターがあり、扱う薬剤の種類も幅広いため、クリニックと合同で新薬の勉強会を行うことも。店舗を越えた交流も活発で、同期と近況や業務中に起こった珍しい事例などを話すことで、互いを刺激し合い、勉強にもなっています。

コミュニケーションを大切に学べる環境がある

中日調剤薬局への入社を検討している人へメッセージを。

患者さんの処方箋を見ると、通常なら朝に飲むものを「夕食後に飲む」と指示するなど、特殊な薬の出し方をする医師もいます。自分では判断できない場合でも、聞けば親身に答えてくれる先輩がたくさんいて、仕事がしやすいです。

「この薬を飲むとお腹が緩くなる場合がありますが、そうなったからといって薬を中止する必要はありませんからね」と、患者さんの気持ちに寄り添い、不安を与えないように接するなど、働く姿勢から学ぶこともたくさんあります。

薬の飲み合わせについて、電話でも頻繁に相談を受けたりするのは、日頃から座り投薬でコミュニケーションを密に取っているから。患者さんとの関わりを大切にでき、自身が学べる環境も整っています。

今は、“病院に行ってから薬局へ”という流れが定着していますが、海外では逆のパターンも。「病院へ行く前に、あの人に相談してみよう」と思ってもらえるような薬剤師になりたいと思っています。

坪坂さんがここで働く理由

座り投薬でコミュニケーションを密に
患者さんにとって心地よく、リラックスできることを第一に考え、どの薬局よりも早く「座り投薬」を導入。じっくりと話を聞き、服薬指導をはじめ、栄養相談や健康指導ができる。
ステップを踏んで成長できる環境
一人前の薬剤師になるために必要な基礎力、人間力、専門知識を3年かけて習得していく「薬剤師1000日計画」で、着実にステップアップが可能。薬の知識以外のこともたくさん学べる。

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